共通テスト英語の大問構成とポイント

共通テストの出題形式およびセンター試験との違い・気を付けたいポイントについてご説明します。

※本記事は第2回共通テスト試行調査を基に記載しています。試行調査および問題作成方針は公開されており、以下から確認できます。

第2回試行調査の問題はこちら
共通テストの問題作成方針はこちら

大問構成

【リスニング】 100点満点(解答時間30分)

形式設問数配点
第1問短い発話724
第2問短い対話(イラスト問題)412
第3問短い対話(文選択問題)416
第4問モノローグ912
第5問長めのモノローグ920
第6問長めの対話・議論416

【リーディング】 100点満点(解答時間80分)

形式設問数配点
第1問短文読解510
第2問短文読解(ダブルパッセージ1020
第3問随筆の読解510
第4問説明文の読解(ダブルパッセージ)616
第5問伝記の読解(ダブルパッセージ)820
第6問長文読解924
※ダブルパッセージ:2つの文章から成る長文問題をいいます。(例 記事+それに対する意見文)

センター試験との違い・気を付けたいポイント

【リスニング】

・第3問までは音声を2回放送、第4問以降は1回のみ
 ⇒ダイアログが長く、難易度の高い大問から放送が1回になります。
・表やグラフを伴う問題の増加
 ⇒目を通すものが増えるので、必要な情報をスキャンする力が問われます。
・「多様な話者による英語」の使用
 ⇒アメリカ英語以外にも、イギリス英語などが使用される可能性があります。

【リーディング】

・ワード数が全体で約1,000語増加
・設問・質問文も含めすべて英文
・すべて読解ベースの問題(発音問題や文法問題はありません)
 ⇒必要な情報を探しながら速読する力が問われます。単語力や文法への習熟が必要になります。

最後に

リスニングで音声1回放送や多様な英語話者が採用されたり、リーディングで読む量の増加や設問の英語記載が見られたりするほか、リスニングとリーディングの配点が1:1という点においても、共通テストはTOEICの問題形式に近づいたという印象があります。
大学入学以降も英語の勉強を続けたいと思っているみなさんは、共通テストを最終目標として捉えるのではなく、将来の英語学習につながる一つのステップとして取り組むことができると良いですね。

本番にどんな問題が出題されるかはっきりと分からないため、不安に思っている方も多いかと思います。まずは試行調査に目を通したうえで、色々な問題への対応力をつけるために、自分の実力を上げていくことに集中しましょう。